防犯ゲートを床に固定し配線するなどして現場の状況に合わせた柔軟な施工をします
製品・サービス名 | 設置工事(ゲート) |
品番 | A00100-10 |
対応機種 | 自社製・シグマ製※他社製ゲートは要相談 |
サービス費用 | 要見積 |
サービス内容 | ①設置間口の検討を行います。間口は現場の状況に合わせて調整させていただく場合があります。 ②ゲートを床に設置します。 【アンカー施工の場合】 床面にドリルでΦ8-12㎜、深さ30-60㎜の穴開けをし、Φ5-8㎜のアンカーボルトを打ち込みます。その後、ゲートをアンカーボルトに固定します。 ※基本施工になります。(追加費用なし) ※ゲート1本につき2箇所穴を開けます。 ※ゲートの種類によって穴の大きさや使用するアンカーボルトの種類が異なります。 ※この作業には騒音振動を伴います。 ※アンカーボルトは金属拡張型になるので、一度埋め込むとやり直しが利かず、床下部分の回収は不可能になります。 【台座施工の場合】 専用の台座プレートにゲートをボルト固定させた後、台座を強力な両面テープで床に粘着貼付固定するか、台座の4隅をビス止めします。 ※有料オプションになります。(ゲート1本につき1枚必要) ※ビス止めの場合は最大で直径2㎜深さ20㎜程度の穴が4箇所開きます。(ビスは撤去時に回収可能) ※基本的には粘着固定にしますが、床材が接着に不向きな素材の場合や転倒リスクが大きい場合などはビス止めにさせていただく場合があります。 ※設置床面積が極端に狭いなど、状況によっては台座を専用のサイズに加工して設置させていただく場合があります。 【キャスター台座(可動式)施工の場合】 電源BOXを専用のキャスター付き台座プレートに固定させ、更にゲートを台座に固定させます。その後、設置箇所までゲートを移動させてキャスターをロックします。可動式で設置間口が不安定になるので、長期での運用をお考えの場合は養生テープでバミリをするなどします。 ※有料オプションになります。(ゲート1本につき1枚必要) ※バミリや運用説明が必要な場合はその他の施工より時間が掛かる場合があります。 ③ゲート・電源間の配線作業を行います。 ※ゲートの本数分の100Vコンセントを事前に必ず確保する必要があります。(一般的な環境・定格内であればマルチタップでも使用可能ですが、安全性と動作安定のためになるべくタコ足配線は避ける必要があります。) ※弊社では標準で10m程度まで電線を用意いたしますが、それでも足りない場合、100Vコンセント用延長コードはお客様の方でご用意下さい。(既存のもので結構です。) ※専用の電源BOXで24V-DCに変換いたします。(電源BOXはゲート機種により、外付けタイプとゲート内蔵タイプに分かれます。) 【跨ぎ線(渡り線)が発生する場合】 通常はトータルコストを削減する為、電源BOX1台でゲート2本に給電する格好となり、そうなると2本のゲート間に跨ぎ線(渡り線)と呼ばれる電線が発生します。跨ぎ線は人が踏んで断線するリスクが高いので、高耐久かつ丈夫なアルミ製モールでカバー施工します。アルミモールはかまぼこ型とフラット型があり、通常は車いすや台車の通行の妨げにならないようフラット型を使用しますが、どうしても配線が収まり切らない時はかまぼこ型モールで施工します。 ※アルミモールは別途費用が発生します。 ※アルミモールは1枚900㎜のものをゲート間距離に合わせて切断します。(切断作業には騒音を伴います。) ※2本設置限定ですが、RFゲートの場合はゲート1本につき電源BOX1台とし、左右両側に電源を用意することで跨ぎ線をなくすことができます。(ただし、電源1台分の追加料金が発生します。)AMゲートの場合はマスターパネル内に電源が内蔵されているので、マスター2本にすることで跨ぎ線をなくすことができます。(ただし、この場合はマスターとスレーブの差額分が追加料金となります。) ※3本以上になると床配線で跨ぎ線を回避するのは困難になります。 【床下配線引き込み配線の場合】 床下に配線用の収納スペース(ピットやフロアダクト)が備わっている場合は、そちら側に配線を引き込むことで跨ぎ線を回避しつつ、外観上のわずらわしさをなくし、スッキリとした形でゲートを設置することが可能です。ただし、事前に上記設備が備わっていることが条件です。 【天井下ろし・ダクト下ろし配線の場合】 天井上またはダクトからゲートの真上に配線を下ろすことで、床配線を無くす方法もあります。この方法であれば理論上は何本ゲートを立てても跨ぎ線は発生しません。ただし、ゲートのすぐそばを電線が下りる格好となることから、電線の発するノイズの影響でゲートの検知性能が極端に下がるなどの現象が発生するリスクが高く非推奨です。ノイズの影響を弱めるにはやはり床配線でゲートと配線の距離を十分取ってからダクトに引き込むなどの対応策を取る必要があります。 【枠回し・天井回し配線の場合】 ゲート間に発生する跨ぎ線は、ドア枠に這わせて迂回(枠回し)させたり、壁や天井伝いに迂回させて配線(天井回し)することで回避することが可能です。ただし、ゲート間の配線が長すぎるとゲートを起動させるのに十分な電圧を確保できなくなったり、また天井配線同様、電線から発するノイズの影響でゲートの検知性能が低下してしまう為、どうしても回避する必要がある状況以外では基本的に非推奨です。 ③壁面および床面の配線をプラモール施工します。 ④周囲の電波環境に合わせてゲートアンテナを調整します。 ※全工程に要する作業時間の目安は5時間です。(現場の状況によって作業時間は前後します。) |
備考 | ■一部騒音を伴う作業があるので、事前申請や作業時間指定が必要になるケースがあります。 ■ゲートの調整には専門知識と検査機器が必要です。なるべく弊社による作業依頼をお願いします。 ■弊社以外に作業を依頼したゲートは保証対象外となりますのでご承知おきください。 ■日本全国への出張作業が可能です。 ■新規でも保管ゲートでも対応可能です。 ■天井や床下配線なども対応可能です。 ■設置・入替作業のみのご依頼も大歓迎です! ■以下の場合は別途料金が必要となります。 ・ゲート間のモール配線を無くす場合(追加電源BOXが必要となります。) ・日中に騒音や振動を伴う工事ができない、あるいは床面に穴を空けたくない場合(ゲート1本につき取付用台座1枚が必要となります。) ・早朝・夜間の時間帯や土日祝での対応 ・弊社の拠点より離れた遠方地への出張作業 |